ロケットストーブ

材木を完全燃焼させて、少ない燃料で火力を効率的に得ることができるストーブ。北野地域では10個作成、町会員が各自で保管している。
材木を燃焼させると、断熱材で覆われたエントツ上部は温められ上昇気流が発生する。そうすると燃焼している材木には、上昇気流に引張られ常に酸素が供給され、材木は完全燃焼する。

エントツの長さは長い方が引張る力は強くなるが、18L缶と9L缶をつなげて作成したが、火力が届くのはこれぐらいの長さが良いとされている。

エントツが通る穴を開ける。
エントツは106φの直筒、
少し大きめに112φのマーク。

カネ切ハサミでカット。
内側へ折り込む。

18L缶の上面をフチからカットしたが、5cm内側で切り欠いた方が強度的に強かったと思う。

L管と直管をつなぐ。L管のはしにT管をつなぐ。T管の端はフタ付。

断熱材(パーライト)を流し込む。
18L缶いっぱいまで流し込み、底に106φより大きめの穴を開けた9L缶でフタをして、9L缶にも断熱材を
流し込む。

9L缶にも断熱材を満杯にしたらフタをする。このフタにはエントツが通る穴が開けてあり2cmくらいの返しを残しておく。

カンのフタから出ているエントツをフタから4cmくらい残してカットする。エントツを
フタの返しに合わせて切り込みを入れフタの返しと抱き合わせで折り返す。出来上がり。

出来上がったロケットストーブの焚口に竹材を入れ燃やしてみる。少しの燃料なのに上部ではゴーという音を出して
燃焼している。

最初に火をつけるのはてこずるが、よく燃える。常に燃料を追加しなければいけないのが、ちょっと面倒!